「副業で月5万円稼げたら、家計がもっと楽になるのに…」
あなたもそう思ったことはありませんか?私自身、2年前まではそう考えていた一人でした。
しかし同時に
「本当にそんなに稼げるの?」
「どれくらいの時間が必要なの?」
「本業との両立は可能?」
といった疑問や不安もありました。
結論から言うと、月5万円の副業収入は決して夢物語ではなく、現実的に達成可能です。
本記事では、私が実際に副業を始めてから月5万円を達成するまでの体験談をベースに、具体的な副業内容、リアルな時間の使い方、そして成功するための工夫をすべて公開します。
これから副業を始めようと考えている方、すでに始めているけれど思うように稼げていない方の参考になれば幸いです。
副業で月5万円のインパクトは想像以上だった
副業を始める前、正直なところ「月5万円くらいで何が変わるの?」と思っていました。
しかし実際に稼げるようになってみると、生活に与えるインパクトは想像以上でした。
固定費をカバーできる安心感
私の場合、妻子供3人いるのですが。、月5万円あれば以下のような固定費がほぼカバーできます。
- 水道光熱費・通信費:約4万円
- 残りを投資へ
もちろん5万だけでは家族を養うことはできませんが、それでも一部を投資に追加で回すことで将来の不安を多少ですが軽減することができています。
「副収入」から「生活防衛資金」へ
最初は「お小遣い稼ぎ」程度に考えていた副業ですが、今では立派な「生活防衛資金」になっています。
万が一本業で何かあったときのバックアップとして、月5万円の収入源があるという安心感は計り知れません。
本業に依存しすぎない働き方の第一歩
副業を始めたことで「会社に依存しすぎない生き方」を意識するようになりました。
これは精神的な自立にもつながり、本業でも以前より自信を持って働けるようになったと感じています。
実際にやった副業の内容【体験談ベース】
それでは、私が実際に取り組んだ3つの副業について、具体的な内容と収益をご紹介します。
Webライティング(月収:約2.5万円)
最初に始めたのがWebライティングでした。
特別なスキルがなくても始められる点が魅力でした。
具体的な取り組み内容
- プラットフォーム:クラウドワークス、ランサーズ
- 案件内容:美容、健康、ライフスタイル系の記事執筆
- 文字単価:最初は0.5円/文字、現在は1.0円/文字
- 執筆ペース:週2本(各3000文字)
- 月間収益:約2.5万円
最初の壁:実績ゼロからのスタート
始めた当初は実績がないため、単価の安い案件しか受けることができませんでした。
1記事3000文字書いて1500円という案件も多く、
「時給換算したら最低賃金以下じゃないか…」と落ち込んだこともあります。
しかし、まずは実績を積むことを最優先にして、コツコツと案件をこなしました。
10本の納品実績ができた頃から、徐々に単価の高い案件にも採用されるようになりました。
工夫したポイント
- クライアントの要望を正確に理解し、修正依頼を最小限に
- 納期厳守で信頼を積み重ねる
- 得意ジャンルを絞って専門性をアピール
- ポートフォリオを作成して提案文に添付
2. ブログ運営(月収:1〜2万円)
Webライティングと並行して始めたのがブログです。
このブログもそうですが、他にも多数のブログを運営しています。
現在はクラウドソーシングからブログへほとんどシフトしています。
ブログの方向性
- テーマ: 副業・節約・ライフハック・トレンド・転職etc…
- 収益化方法: Googleアドセンス+アフィリエイト(ASP)
- 更新頻度: 毎日1〜2記事
- 月間PV: 現在約5000PV
- 月間収益: 1〜2万円
収益化までの長い道のり
ブログは最初の2ヶ月月はほぼ収益がありませんでした。
記事を書いても書いても、アクセスはほぼゼロという。
「こんなに時間をかけて意味があるのか…」と何度も思いました。
しかし、3ヶ月を過ぎた頃から徐々にアクセスが増え始め、
9ヶ月目で初めて月1万円を突破。
今では安定して月1〜2万円の収益が得られています。
ブログ運営の魅力
ライティング案件は「時間の切り売り」ですが、ブログは一度書いた記事が資産になります。
過去に書いた記事が今も収益を生み続けてくれるのは、大きなモチベーションになっています。
3. スキル販売:ココナラ・タイムチケット(月収:1万円前後)
3つ目の収入源として始めたのが、スキル販売プラットフォームへの出品です。
出品している内容
- 副業相談(1時間):2000円
- 記事構成の作成代行:3000円
- ブログ記事の添削:2500円
月間の受注状況
- 月に3〜5件の受注
- 月間収益:約1万円
特別な専門スキルがなくても、自分が経験してきたことは誰かにとって価値があると気づいたのは大きな発見でした。
「副業を始めたいけど何から始めればいいかわからない」という方の相談に乗るだけでも、十分なニーズがあったのです。
副業に関する相談は今はやっていませんが、副業を始めたばかりの時に初めて収益が達成できた副業でした。
リアルな時間の使い方【週のスケジュール公開】
「副業って実際どれくらい時間が必要なの?」というのは、始める前に最も気になるポイントだと思います。
副業を始めたばかりの私の実際のスケジュールを公開します。
平日のスケジュール
月曜・水曜・金曜(各1時間:夜22時〜23時)
- 作業内容:Webライティング
- 作業量:1記事3000文字を3日に分けて執筆
- 内訳:1000文字×3日
仕事から帰宅し、子供達のが寝静まった後の1時間を副業時間に充てていました。
最初はダラダラと作業していましたが、タイマーを使って1時間集中するようにしてから効率が劇的に上がりました。
副業時代では、必ず夜に1時間の時間を取ること重視していたため、深夜1時や2時まで作業をしていた日もありました。
火曜・木曜(各30分:朝5時30〜6時)
- 作業内容: メッセージ対応、ブログのリサーチ
- 内訳:相談者への返信、次回のブログネタ収集
早起きは苦手でしたが、朝の30分は驚くほど集中できます。
通勤前のこの時間で、細かいタスクを片付けるようにしています。
他にも仕事の休憩時間や隙間時間にリサーチやスケジューリングをしたり、大まかな構成を考えていたりしていました。
週末のスケジュール
土曜午前(2時間:6時〜8時)
- 作業内容:ブログ記事の執筆
- 作業量:1記事2000〜3000文字
週末の朝は副業のゴールデンタイム。
家族が起きる前の静かな時間に、集中してブログ記事を書き上げます。
特に土曜日と日曜日には、子供たちの保育園や朝の準備をしなくてもよかったため、十分に時間を取ることができていました。
日曜午前(2時間:9時〜11時)
- 作業内容:リサーチ作業、スキル出品の対応、1週間の振り返り
- 内訳:
- 来週のライティング案件の下調べ:1時間
- ブログのSEOチェックやリライト:30分
- ココナラ出品の更新や改善:30分
週間合計:約10時間
このスケジュールで、週10時間程度の作業時間となります。
副業を始めた当初は平日も無理をして執筆していましたが、
アクセス数が伸び始めたり、案件をコンスタントに受注するようにでき始めてからは、平日は無理せず週末に少し多めに時間を確保していました。
スケジュール管理のコツ
- 作業時間を固定化:「この時間は副業」と決めることで習慣化
- スマホの誘惑を排除: 作業中はスマホを別室に置く
- 家族や友人の理解を得る: 事前に「この時間は作業時間」と共有
副業を続ける上で大変だったこと・工夫
副業は良いことばかりではありません。
ここでは正直に、大変だったことと乗り越えるための工夫をお伝えします。
大変だったこと1: 最初の3ヶ月は収益がほぼゼロ
副業を始めて最初の3ヶ月は、本当に辛い時期でした。
- ライティング案件:月5000円程度
- ブログ:収益ゼロ
- スキル販売:受注ゼロ
「こんなに時間を使っているのに、時給換算したら200円くらいじゃないか…」と何度も思いました。
この時期を乗り越えられたのは、「事業にすることが目的」だったからです。
大変だったこと2:「割に合わない」という感覚
特にライティング案件では、リサーチに時間がかかり、「この単価では割に合わない」と感じることが多々ありました。
工夫:実績を積んで単価を上げる戦略
この問題を解決するために、以下の戦略を取りました。
- 最初の10件:単価よりも実績を優先
- 10〜30件:徐々に単価の高い案件に応募
- 30件以降:文字単価1.0円以上の案件のみに絞る
この戦略により、半年後には単価が2倍になりました。
大変だったこと3:本業との両立でモチベーション低下
残業が続いた週や、プライベートで予定が入った週は、副業に手が回らず
「今週は何もできなかった…」と落ち込むこともありました。
工夫:小さな成果を見える化してモチベーション維持
私が実践したのは、Notionで副業ログをつけることでした。
- 今日やった作業内容
- 作業時間
- 獲得した収益
- 気づきや改善点
これをつけることで、「今週はダメだった」と思っても、実際には「3時間は作業できていた」と可視化でき、自分を責めすぎなくなりました。
また、月単位での収益グラフをつけることで、右肩上がりに成長している実感を得られ、モチベーションが維持できました。
工夫:作業時間を固定化して習慣にする
最も効果があったのは、作業時間を固定化したことです。
「時間ができたらやろう」では絶対に続きません。
「月水金の1時間は副業時間」と決めてカレンダーに入れ、他の予定と同じように扱うことで、自然と習慣化しました。
副業で月5万円を目指す人へのアドバイス
最後に、これから副業で月5万円を目指す方へ、私の経験からアドバイスをお伝えします。
1. 最初は「スキル不要でできる仕事」から始める
いきなり高度なスキルが必要な副業に挑戦すると、挫折しやすくなります。
- データ入力
- アンケートモニター
- 簡単なライティング(体験談系)
おすすめの始め方
これらで「副業で稼ぐ感覚」を掴んでから、徐々にステップアップしていくのがおすすめです。
2. 収益化までの期間を「最低3ヶ月」と見ておく
副業で挫折する人の多くは、「すぐに稼げる」と期待しすぎています。
専門的な資格や人脈があれば話は変わりますが・・・
- 1ヶ月目:月5000円以下
- 2ヶ月目:月1万円前後
- 3ヶ月目:月2万円前後
- 4〜6ヶ月目:月3〜5万円
このペースで成長すると想定しておけば、途中で「全然稼げない…」と落胆することがなくなります。
これペースでも成功したほうだと私は思います。
知り合いの中には、1ヶ月たっても1000円も稼げなかったという方もいらっしゃいました。
3. 「時間の切り売り」から「積み上げ型」へシフトする
副業には大きく2つのタイプがあります。
時間の切り売り型(狩猟型)副業の例と特徴
- データ入力
- 単発のライティング案件
- アルバイト的な副業
これらの副業の特徴はすぐに収入になるが、働かないと収入が止まるになります。
ここから次に積み上げ方の副業へシフトしていくことが大切です。
積み上げ型(農耕型)副業の例と特徴
- ブログ運営
- YouTube
- スキル販売(リピーターがつく)
- デジタルコンテンツ販売
積み上げ型の特徴は最初は時間がかかるが、資産として積み上がるため、複利的に収入を見込むことができる。
理想的な戦略は、最初は「時間の切り売り型」で収入を確保しつつ、
並行して「積み上げ型」に投資していくことです。
今お金に困っていないのであれば、初めから積み上げ型の副業を始めるほうが効果的に稼げるようになる可能性が高くなります。
4. 完璧主義を捨てる
副業を始めた頃の私は、
「完璧な記事を書かなければ」
「完璧なブログデザインにしなければ」と考えすぎて、なかなか公開までできませんでした。
しかし、副業で大切なのは完璧さよりも継続です。
60点の記事でも納品して実績を積む方が、100点の記事を書こうとして何も提出できないより遥かに価値があります。
しかし、これはあなた自身が決定権を握る副業に限ります。
クライアントがいる場合は、時間内に完璧であるほうが好印象を抱かれるため、決して納得できない記事を納品するのはやめましょう。
納品まで期限がある場合は、60%の記事で執筆後、一度確認してもらうのも効率よく副業で稼ぐために大切になります。
5. 小さな成功体験を積み重ねる
「月5万円」という目標は、始めたばかりの頃には遠く感じるかもしれません。
そんな時は、小さな目標を設定しましょう。
- 初めての案件受注
- 初めての1000円
- 初めての月1万円達成
- クライアントから感謝のメッセージ
これらの小さな成功体験が、継続する力になります。
まとめ:月5万円の副業は「夢物語」ではない
ここまで、私が副業で月5万円を達成した体験談をお伝えしてきました。
最も伝えたいメッセージは、「月5万円の副業は決して夢物語ではなく、現実的に達成可能」ということです。
月5万円達成のポイント(まとめ)
- 複数の収入源を持つ:1つで5万円を目指すより、2〜3つで分散する方が現実的
- 週10時間程度の時間確保:平日1時間、週末4時間のペースで十分可能
- 最初の3ヶ月は修行期間:すぐに稼げなくても諦めない
- 実績を積んで単価を上げる:最初は単価が安くても、実績を優先
- 作業時間を固定化:習慣化することで無理なく継続できる
始めるなら「今」がベスト
副業を始めるのに、完璧なタイミングなどありません。
「もう少し時間ができたら」「もう少しスキルをつけてから」と言っているうちに、時間だけが過ぎていきます。
私も2年前、「本当に自分にできるのか」と不安でいっぱいでした。
でも、あの時小さな一歩を踏み出したことで、今の生活の安心感があります。
あなたも、まずは小さな一歩を踏み出してみませんか?
月5万円の副業収入は、あなたの生活を確実に変えてくれるはずです。
この記事が、その第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

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